coLinuxをインストール

会社のサーバはFreeBSDを使用しています。サーバなので、いろいろなことを試しにやってみる訳にはいきません。そこで、自宅にFreeBSDをインストールして、これでテストをしてから、いつもインストールするようにしています。しかし、このマシンは10年ぐらい前のMMX Pentiumマシン。この前、make buildworldするのに、半日かかってました。
これでは時間がかかりすぎるので、何かしらそこそこのスペックの環境があればいいなとおもい、以前に使用していたcoLinuxを導入してみました。
#FreeBSDLinuxは全然別物だけど、アプリを使ってみるにおいてはおなじだから、それでいーの!

http://www.colinux.org/ から今回は、SNAPSHOTをダウンロードしてインストール。さらに、debian etchのハードイメージをダウンロードしてcolinuxと同じフォルダにつっこんだ。そしてファイル名をroot_fsに変更する。次は、スワップイメージだ。私使っているのはXPなので、CMD.exeにディスクイメージを作成するコマンドがある。

C:\Program Files\coLinux>fsutil file createnew swap_device 268435456

最後の数字は、256x1024x1024である。256MBのスワップイメージを作る。

そして、インストールフォルダにある、sample.confを元にして、設定ファイルを作る。以前のcoLinuxxmlファイルだったんですけど、SNAPSHOTではplain textになっていた。作った設定ファイルsample.confは次の通り。

kernel=vmlinux
cobd0="c:\Program Files\coLinux\root_fs"
cobd1="c:\Program Files\coLinux\swap_device"
root=/dev/cobd0
ro
initrd=initrd.gz
mem=64
eth0=slirp

設定ファイルはこれで終了。

C:\Program Files\coLinux>colinux-daemon @sample.conf

で、起動する。
あとは、coLinuxの方でスワップイメージをマウントする必要がある。

# mkswap /dev/cobd1
# swapon /dev/cobd1

これでOK。

eth0=slirpとなっているが、これだとデフォルトのままでcoLinuxからインターネットに接続できるので楽ちんなのだが、windowsからcoLinuxに接続できないので、かなりつらい。coLinuxWindowsが相互に接続できるようにするには、

  1. TAPを使ってWindowsでルーティングする。
  2. Winpcapイーサネットをブリッジする。

のいずれか。私のマシンは、イーサネットが無線なので、なぜかうまくいかなかった。そこで、TAPを使ってWindowsでルーティングすることにしようとしたところで、時間が足りない。

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